季節の変わり目に増えるギックリ腰について
こんにちは、受付の渡邉です。
気温も下がり冬が近づいてきました。
寒くなると体を動かすのが億劫になってしまう方や、暖かいお部屋の中でゆっくり過ごされる方も多いと思います。
家にいる時間が増えて腰痛に悩む方はいらっしゃいませんでしょうか?
第2回目のコラムテーマは【ギックリ腰】です
二俣川ふれあい接骨院にギックリ腰で来院される方が増えてまいりました。
ギックリ腰の方が一人施術を受けている間に、別のギックリ腰の方からご予約のお電話をいただくなど不思議と同じ日にちに重なる場合が多いです。
朝起きて顔を洗うときの姿勢や、床から物を持ち上げた時に起こるギックリ腰(急性腰痛)になってしまった方が来院されます。
意外ですが重い物を持ち上げた瞬間よりも、何気なく椅子から立ち上がる瞬間にギックリ腰になる方は多いです。
【ギックリ腰は保険適応】
ギックリ腰は急性腰痛として保険適応となりますので保険を使った施術が受けられます。
原因となる出来事から二週間以内にご来院ください。
根本的な腰痛改善や、時間がない中で早く治したいという場合には自費の施術をお勧めいたします。
筋膜リリースで歪んだ筋膜を整え、骨格調整で動かなくなってしまった骨盤の動きを取り戻します。
【早く治したい場合には深部整体がおすすめです】
以前ギックリ腰になった経験がある方や、現在ギックリ腰で困っている方には筋膜リリースの施術と骨格調整を合わせた深部整体ベーシックコースがおすすめです。
【ギックリ腰になってしまったら】
ギックリ腰になった直後は患部に炎症が起きているため、積極的に動かすことはかえって危険です。
お風呂で湯船につかるなどで温める事も炎症をさらに悪化させる危険性があります。
飲酒も血行促進に影響があるので痛みがあるうちは控えた方がいいです。
ギックリ腰になったらまずアイシングをして患部を冷やします。
手で患部を触れた時に熱感があるのは炎症のサインです。
【ギックリ腰の方への施術】
ギックリ腰で来院された場合にはアイシングと患部の周りから(骨盤に)動きをつけます。
まずは歩く動作や横になってから起き上がるといった日常動作を行えるように施術していきます。
痛みが強く一人で歩くのもままならない方も、施術後には歩いて帰られるほど一回の施術で身体の可動域が改善されることもあります。
【ギックリ腰とコルセット】
炎症のある時期には安静のためにコルセットの着用もお願いいたします。
(コルセットの巻き方にもコツがあるのでお持ちの方はあらかじめご持参ください。お持ちでない方には受付で販売もしております)
【ギックリ腰の痛みについて】
何も施術していない状態ではギックリ腰の発症から72時間くらいすると徐々に痛みが落ち着きます。
(個人差がありますが3日から5日です)
この状態で治ったと思い普段通りの生活に戻してしまう方がいますが、重要なのはこの時期に固まった筋肉を柔らかくして何度も繰り返しギックリ腰にならない身体に変えていくことです。
痛み自体は落ち着いていても、患部の周りにある筋肉はギックリ腰の衝撃や腰をかばって他の筋肉を使った影響によって硬くなっています。
痛みが弱くなっていてもまだギックリ腰は治ったとは言えない状態なのです。
【何度もギックリ腰を繰り返す理由】
よくギックリ腰が癖になって何度も繰り返していると言う方がいらっしゃいます。
正確にはギックリ腰になった後の身体のケア不足が原因で、何度もギックリ腰になっては痛みが消えるのを繰り返しているということです。
いつギックリ腰になってもおかしくない状態のまま生活をしていて、日常動作が原因で急性の腰痛を繰り返し起こしているのです。
「ひどいギックリ腰でも安静にしていたら自然に治った」という話を聞くことがありますが、これは炎症反応による痛みのピークを越えた状態です。
痛みが無くなったのは完治ではなく小康状態なのです。
つらい痛みが治っても根本の原因をそのまま放置していると、いつまたギックリ腰になってしまうかわからないのです。
再びギックリ腰になって、また激痛に悩まされる可能性が高いのは心配だと思います。
出来れば腰痛の原因となる姿勢や身体の治療と、今後の予防を始めて頂きたいと思います。
【ハイボルテージ】
二俣川ふれあい接骨院にはスポーツ選手も体のケアに使っているハイボルテージという機械があります。
筋肉の深層部まで電気刺激を伝えて筋肉を緩める事は、ギックリ腰の早期改善にはとても効果的です。
【ギックリ腰に悩まないために出来る事】
ギックリ腰を何度も繰り返している方のなかには、
自己判断で痛みがなくなったからと来院をやめてしまっている方が多いです。
今後同じ痛みに悩まされないようにこの機会に根本改善を目指しましょう!
全身の筋肉の張りや歪みを整える筋膜リリースは、ギックリ腰の予防にもとても効果的です。
ギックリ腰を何度か経験された方の中には「そろそろギックリ腰になりそうな気がする」など体の不調に気付く方もいらっしゃいます。
ギックリ腰になる前の身体に疲労がたまった状態(筋肉が硬くなっているとき)に早めの来院で施術を行うことでギックリ腰を防ぎましょう。
【季節の変わり目はギックリ腰に要注意】
前にギックリ腰になったことある方は、季節の変わり目の時期は特に要注意とも言えます。
最近は腰に違和感があったけれど忙しくて放置していたらひどい腰痛になってしまった。ということで来院されている方もいらっしゃいます。
ギックリ腰になってから自宅で安静にしていたら治ったと思って、普段通りの生活をしたら腰痛が悪化してしまったので診てほしい。という場合もあります。
もし早い段階でご相談いただいていれば、防げたかもしれない痛みで患者さんが辛い思いをするのはとても悲しいです。
少しの違和感を見逃してしまうとあとで大変な事になってします場合もあると言う事です。
もちろん動けないほどの痛みの場合は、圧迫骨折の疑いなども考慮して整形外科さんの受診をお願いする場合もあります。
【ギックリ腰にならない身体作り】
ギックリ腰は生活で蓄積された負担が腰にかかり起こってしまいますので、普段からのケアが大事になってきます。
今は痛みがなくても、何度もギックリ腰を繰り返してしまっている方もご相談ください。
当院ではそれぞれの身体の状態に合わせたセルフケアのご提案をいたします!
季節の変わり目にはギックリ腰や腰痛に関するお問い合わせが多くなるのは、寒さで体を丸める姿勢をとる機会が増えることも要因です。
寒さで体の筋肉が縮んだ姿勢で無理に遠くのものを取ろうとすることも危険です。
是非早めのギックリ腰対策・予防に筋膜リリースをご利用ください。